日本ラッド(東京都港区)は6月から、IoTプラットフォームとアルコールチェッカーを活用した運送事業者向けクラウドソリューション「Smart Vehicle Cloud(スマートビークルクラウド)〜IT点呼〜」の販売を開始した。IoTソリューション事業部の平井強事業部長(写真中央)と、同営業部の宮原浩幸課長(同左)、土山剛執行役員(同右)に話を聞いた。
ハードウェア開発を中心に手がけてきた同社では、ソフトウェア技術に関しても蓄積を重ね、近年はクラウド基盤の整備に力を入れてきた。平井部長は、「その基盤の上にアプリケーションを乗せ、ソリューションとして提供している」と説明。そのなかでシリーズとして運送事業者向けに開発したのが、「スマートビークルクラウド」シリーズだ。IT点呼は、同シリーズ内の1機能として提供する。
アルコールチェッカーは、イタリアの2045TECH社の「FLOOME(フルーミィ)」を採用。モバイル用で、スマホのヘッドフォンジャックに専用ケーブルを接続し、Android上で操作できる。メンテナンスフリーで、「校正は年1回程度、センドバック方式で行う」という。価格は「2万円から2万5000円程度を予定しており、安価なのも強み」(同)。
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