2016.12.09 物流Weekly
裕進運輸 「ドライバー甲子園」参加で積極的なムード醸成
現在の運送業界ではドライバー教育は欠かせない大事な業務。しかし、ドライバーが積極的に取り組むケースばかりではなく、「ドライバーが品質向上に興味を持ち、安全会議に積極的に参加するようになる方法はないか」という悩みを抱える事業者の声も多い。
そんな中、裕進運輸(渡部裕之社長、三重郡菰野町)では、ドライバーニューディールアソシエーション(高嶋民仁理事長、ウインローダー)が主催する「トラックドライバー甲子園」へ参加することで、社員の安全意識が向上するなど積極的に品質向上に取り組んでいく空気が出来上がっていったという。
渡部社長は「甲子園で上を目指す過程でセミナーや勉強会に参加し、教育を受けることに慣れ、教育の必要性を実感できたのだと思う。管理側や自分が説得しても効果が薄かったが、今では積極的に品質向上に取り組んでいる」と、甲子園への参加を通し、仲間と挑戦していく経験の効果を語る。
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