2017.05.16 税と経営
景況回復で利益計上法人の所得金額が過去最大に
国税庁がこのほどまとめた「平成27年度分会社標本調査結果~税務統計からみた法人企業の実態~」によると、緩やかながらも景気回復基調が続いていることを反映して、利益計上法人が5年連続で増加するとともに、その所得金額は6年連続で増加し過去最大額となったことなどがわかった。 同年度分(27年4月~28年3月)における連結子会社を含む法人数は264万1,848社。連結法人1グループを1社とした法人企業の状況をみると、利益計上法人は前年度比6万3,175社増の93万9,577社で5年連続の増加。一方、欠損法人は同3万8,513社減の169万859社。利益計上法人の所得金額は57兆2,354億円と6年連続で増加し過去最大額を記録し、所得率は5.1%となった。
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