2018.07.18 環境新聞
環境産業の市場規模―過去最大の104兆2199億円に 環境省が16 年推計結果―全産業の10.4%まで増加
環境省が6月19日に公表した報告書によると、環境産業の16年の国内市場規模(推計値)は、前年比3・6%増の104兆2199億円と過去最大となった。2000年の約1・8倍で、全産業に占める割合も2000年の6・1%から10・4%まで増加した。また、環境産業の付加価値額も過去最大の42兆3千億円で、国内総生産(GDP)に占める割合も7・9%まで増加しており、日本の経済成長に与える影響が大きくなっているとしている。
で増加しており、日本の経済成長に与える影響が大きくなっているとしている。市場規模を分野別に見ると、「廃棄物処理・資源有効利用」が前年
比8・8%増の49兆6234億円と伸びた一方、近年成長を牽引してきた「地球温暖化対策」が2・1%減の33兆2578億円、「環境汚染防止」が0・2%減の12兆7464億円、「自然環境保全」が4・0%増の8兆5922億円となっている。環境産業の雇用規模は前年比2・6%増の約260万人と過去最大、輸出額は7・1%減の11兆3133億円、輸入額は3・6%減の3兆8924億円とそれぞれ推計している。
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