2019.03.19 環境新聞
21世紀金融行動原則 環境省ハイレベル・パネルで 「ESG金融大国」へ戦略提言
環境省は先月28日、証券、銀行、保険など国内の主な金融業界のトップや有識者ら21名で構成される「ESG金融ハイレベル・パネル」の初会合を、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催した。その中で、昨年7月に同省のESG金融懇談会がまとめた提言を実現するための戦略が、同パネルの委員の一人で「21世紀金融行動原則」ESG金融戦略タスクフォース座長の末吉竹二郎氏(国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問、写真)から提言された。それによると、30年までのアクションリストとして、例えば、金融機関の場合、気候変動課題関連融資等の定量的把握や規模・特性を踏まえた開示のほか、地域社会の持続可能性を高めるため、地域特性に応じESG要素に考慮した適切な知見の提供やファイナンス等の必要な支援を挙げている。
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