2019.03.19 環境新聞
「カーボンリサイクル」推進で協議会〜経産省 火力発電などのCO2を再利用―6月に技術研究開発ロードマップ
経済産業省は、火力発電所などから排出されるCO2を回収し再利用する「カーボンリサイクル」を進めるための協議会を設置し、14日に同省で初会合(写真)を開催した。電力や鉄鋼、化学等の業界団体やシンクタンクなどで構成され、関連情報の流通や意見交換の活発化を図り、効率的な技術開発の推進につなげる。一方、同省は今月1日、「カーボンリサイクル室」(室長=南亮・資源・燃料部長)を資源エネルギー庁の長官官房に設置。今後、技術研究開発のロードマップを策定し、6月15、16日に長野県軽井沢町で開くG20エネルギー・環境大臣会合で発表する。そのための議論を、3月7日に総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の資源燃料分科会で開始する。また、欧州や米国、サウジアラビア、インドなどの産学官や国際エネルギー機関等が参加する「カーボンリサイクル産学官国際会議(仮称)」を今秋に開催する予定。
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