2019.03.19 環境新聞
第1回 日本オープンイノベーション大賞〜環境大臣賞=定期旅客便利用のGHG観測/農水大臣賞=残留農薬分析技術の社会実装
近年、イノベーションの創出に向け、組織の壁を越えて知識や技術、経営資源を組み合わせ新たな研究開発などを推進するオープンイノベーションが重要視されているが、政府は5日、そうした取り組みのうち、今後の模範として期待される先導性や独創性の高い事例を称える「第1回日本オープンイノベーション大賞」の受賞者を公表した。それによると、主な環境関連では、環境大臣賞に、国立環境研究所や気象庁気象研究所、日本航空などによる「定期旅客便を利用した温室効果ガス(GHG)のグローバル観測」、農林水産大臣賞に、宮崎大学や島津製作所などによる「食の安全分析センターの設立と残留農薬分析技術の社会実装」、また、選考委員会選定の優良事例に、九州大学や安藤・間、三友プラントサービスによる「多種多様な焼却残渣を対象とした固化式処分システムの開発」などが選ばれた。 写真:開発した観測装置と航空機搭載位置(出典・環境省資料)
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