2019.07.17 環境新聞
東京都が独自目標 50年までにGHG排出実質ゼロ 再エネ100%達成も
東京都の小池百合子知事は22日、都内で開いた「アーバン20東京メイヤーズ・サミット」の閉会に当たり、来月のG20に向けた声明を発表した。それによると、気気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の「1・5℃特別報告書」の結論を支持し、遅くとも20年までに温室効果ガス(GHG)の排出量を減少に転じさせ、30年までに大幅に削減し、50年までに実質ゼロを達成するなどの独自目標を掲げている。また、エネルギー供給網の脱炭素化を確実にするため、30年までに再生可能電力の割合を100%、50年までに再生可能エネルギーを100%にするとしている。さらに、30年までに新築の建物、50年までに全ての既存の建物が実質カーボンゼロになるよう、国レベルの規制や政策立案を行うなどとしている。小池都知事やベルリンのミュラー市長らは同日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に声明文を手渡した。
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