2019.12.11 環境新聞
台風19号 環境関連施設にも大きな被害 一廃処理施設は10カ所で稼働停止 下水処理場も16カ所で浸水
記録的な大雨による洪水被害などを東日本各地にもたらした台風19号は、廃棄物処理や下水道など環境関連施設にも大きな被害を与えた。環境省が15日の午前5時現在でまとめた被害状況によると、停電または浸水等により稼働停止中の一般廃棄物処理施設は千葉、神奈川、長野、宮城、福島、栃木の6県8市町村・組合の計10カ所に上っている。また、国土交通省が14日の午後6時現在でまとめた被害状況によると、浸水被害が発生した下水処理場は岩手、福島、茨城、栃木、長野、静岡の6県14市町村・流域の計16カ所に上っている。一方、安倍晋三首相は15日に開いた非常災害対策本部会議で、被災自治体が財政上安心して復旧に取り組めるよう、今年度は当初予算に加え5千億円の予備費を確保しているほか、必要に応じ補正予算を含む財政措置を講じる考えを示した。
>> 続きはこちらから 一覧に戻る