2021.11.24 環境新聞
COP26成果文書、1.5℃抑制の努力を追求
先月31日から英国のグラスゴーで開かれていた国連気候変動枠組み条約の第26回締約国会合(COP26)が13日、成果文書の「グラスゴー気候合意」を採択し閉幕した。同文書によると、世界の平均気温の上昇を1・5℃に抑える努力を追求することを決意し、そのためにこの10年間で行動を加速する必要があるとしている。また、石炭火力発電について、当初案では段階的な「廃止」を加速するとされていたが、土壇場で一部の新興国の反対により、「削減」に表現が後退した。一方、パリ協定第6条の市場メカニズムのルールについて合意に至り、同協定の実施指針がようやく完成した。
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