2022.06.28 環境新聞
公正で効果的な多国間主義をー「ストックホルム+50」が議長声明−国連事務総長「自然への戦争終わらせる」
環境問題で初の政府間会議となった「国連人間環境会議」の開催50周年を記念する国際会議「ストックホルム+50」(主催・スウェーデン政府)が2、3日の両日、同地で開かれ、会議の成果に基づく議長声明が公表された。 それによると、グローバルコミュニティはこれまで多くの多国間環境協定(MEA)を採択してきたが、地球が直面している気候変動、生物多様性の喪失および汚染という3重の危機に対応するため、多国間システムの強化・再活性化や、公正で効果的な多国間主義の確保を図る必要性などを強調している。 また、国連のグテーレス事務総長は開会式でのあいさつで、「我々は今進路を変え、自然への無意味で自殺的な戦争を終わらせる必要がある」と述べ、循環型で再生可能な経済への移行を訴えた。
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