協栄産業は創業以来ペットボトルリサイクルに取り組み、２０１１年にはボトルtoボトル（ＢtoＢ）の「水平リサイクル」をスタート。翌12年には日本で初めて１００％リサイクル原料によるペットボトルを市場に投入した。当初はあまり受け入れられなかったＢtoＢリサイクルだが、最近ではプラスチック問題への高まりなどを受け、各飲料メーカーが導入を進めている。 こうした中で、同社はＪＦＥエンジニアリングの子会社であるＪ＆Ｔ環境と合弁会社「協栄Ｊ＆Ｔ環境」を設立。この春から「西日本ＰＥＴボトルＭＲセンター」が本格稼働を開始した。創業当初からＢtoＢの実現を目指してきた古澤栄一社長に、これまでの経緯や今後の展望について聞いた。