2023.01.24 環境新聞
ネイチャーポジティブ 実現へ企業ガイダンス―WBCSDがCOP15で発表−「ポスト枠組み」の実施を支援
持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCS)は12月9日、カナダのモントリオールで開かれている国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)の第2部で、2030年までに生物多様性の減少傾向を食い止め回復に向かわせる「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた企業向けガイダンスを発表した。COP15での採択が焦点となっている「ポスト2020生物多様性枠組み」の実施を支援するもの。 それによると、事業による自然への影響など重要性の評価や定量目標の設定、進捗状況の報告など6つの基本行動を求めている。ポスト枠組みの目標案には「ビジネス」が含まれ、情報開示の義務化なども議論されており、今後の企業対応に関する動向が注目される。
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