2019.10.09 環境新聞
IPCC 世界の平均海面 2100年に最大1.1m上昇 「海洋と雪氷圏」で特別報告書
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は先月25日、「海洋と雪氷圏」に関する特別報告書を公表した。それによると、温室効果ガスの排出量がこのまま増加し続けた場合、グリーンランドや南極の氷床融解などにより、世界の平均海面は2100年に最大で1・1㍍上昇するなど、生態系や人間活動に大きな影響を与える可能性があると予測。そのため、21世紀後半に多くの海洋および雪氷圏に依存するコミュニティが「適応限界」に直面する一方、「2℃」未満の低排出経路では、今世紀以降の変化によるリスクを低減する同時にコベネフィットも生み出すとして、緊急で野心的な排出削減の重要性を強調している。
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