2019.10.09 環境新聞
ポストFIT 経産省が「FIP」導入へ 入札制も積極的に活用しコスト低減
経済産業省は、現行の再生可能エネルギー固定価格買取(FIT)制度に替わる新制度として、欧州などで普及が進んでいるFIP(フィード・イン・プレミアム)制度を導入する方針だ。 19日に開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の有識者小委員会で示した。あらかじめ決めたFIP価格と参照価格の差であるプレミアムの設計については、参照価格を一度確定した後は長期にわたり変更しない「固定プレミアム型」と、市場で取引される時間単位で変更する「完全変動プレミアム型」の中間の制度を採用。具体的には、1カ月〜1年程度の一定期間毎に参照価格を変更することで、投資予見性を確保しつつ、 再エネ事業者に市場を意識した行動を促すとしている。また同時に、新制度でも入札制を引き続き積極的に活用し、コスト低減を促していく方針。
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