ごあいさつ
理事長 積田 朋子

公益社団法人日本専門新聞協会は、戦後の社会情勢もいまだ覚束ない昭和22年に発足し、昭和36年には認可を受けて「社団法人 日本専門新聞協会」に改称しました。さらに平成24年4月から認定を受け公益社団法人としてとして公益事業活動を展開しており、発足から80年を迎えます。
戦後の荒涼とした社会において、経済の復興は最優先課題でありました。経済、文化等の専門的な情報は、各産業分野からの必然的要請でもありました。当時の協会会員が産業社会における指針となるべき、たゆまない努力と研鑽を重ね、単なる業界紙ではなく深みのある機知に富んだ専門紙として今日まで歩みを続けてまいりました。
現在、公益事業として、国会と国土交通省に独自に設置している記者会での取材活動の支援をはじめ、毎年秋の新聞週間に開催する「日本専門新聞大会フェスティバル」において、各界を代表する著名人による講演会の実施や文化庁の後援を戴く「専門新聞写真コンクール」入賞者表彰、新春講演会の開催、情報誌の提供を行っています。加えて、会員向けセミナー、著作権管理団体との連携事業、報道等の制度に関する意見表明のほか、韓国専門新聞協会との国際交流など、幅広く活動しています。今後も国民の皆様、読者の皆様、協会加盟社の皆様のために、公益活動の一層の充実を図り、専門新聞業界のさらなる発展のため今まで以上に努力をしてまいります。
専門新聞を巡る社会環境の変化は激しく、凄まじいスピードで進化する情報通信技術の嵐が吹き荒れています。AIやSNSの浸透により、ウェブ情報発信、著作権管理、虚偽情報への対応など、新たな課題に直面しています。
先行き不透明で大変厳しい時代ではありますが、次世代の情報通信技術の活用による事業の展開次第ではこれを新たなビジネスチャンスとして捉える必要があります。協会もこうした時代の変革に合わせたサポート体制の構築が喫緊の課題であると認識しています。
今後とも何卒、国民の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。







